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治療終了

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治療終了

 照射が予定の回数に達したら、治療終了となります。

治療終了時検査

 効果判定のためのCT検査もしくはMRI検査を行ないます(がんの種類によってはしない場合もあります)。ただし、治療後数ヶ月から半年以上かけて腫瘍がゆっくりと縮んでいく場合もありますので、治療終了時点では治療効果がまだわからない場合もあります。

 この他に、採血や内視鏡などがんの種類によって必要な検査を行い、治療効果や副作用の確認を行ないます。

治療終了時病状説明

 治療終了時点での治療効果や副作用、今後の見通しや注意点などに関して説明を行い、今後の方針を相談します。治療経過についての資料(患者さん用Myカルテ)をお渡しします。これは今後、患者さんと当センター、紹介元病院の医師が病状に関する情報を共有するために使います。

終了時説明にも看護師が必ず同席します。治療後の経過や副作用など、気がかりがあれば担当の看護師にご相談ください。

Myカルテ

  • 医師から行われた治療の説明と治療後の予測される経過と副作用、治療後の診察・検査の予定の説明があります。
  • 治療の概要や治療後の予定などをファイリングした患者さんごとのカルテをお渡しします。
  • 看護師から治療終了後も継続の必要なケアと具体的方法、異常があった場合の対処の方法などの説明があります。
  • 皮膚炎や口内炎は個人差がありますが治療後1ヶ月前後で症状のピークがあり、適切なケアを行うことで2ヶ月前後で改善します。
  • 栄養状態が低下していたり、糖尿病の持病のある方は治癒が遷延する可能性がありますので病状のコントロールも重要です。
    治療後3ヶ月以降に起こる可能性のある副作用の早期発見方法と連絡や受診の方法、相談場所の説明を行います。

治療終了後

入院されている場合でも通常、終了日か翌日に退院が可能です。紹介していただいた病院への報告書をお渡しします。