受診希望の方
- 初診またはセカンドオピニオン -
初診またはセカンドオピニオン
- 当センターの医師からお持ちいただいた情報をもとにご自分の病気に粒子線治療が適しているのか、どのような期待ができるのかなど説明を受けます。
- 患者さんによってはうつぶせの治療であったり、絶食が必要であったり治療の条件もありますので身体状況の診察があります。
- 治療部位によっては事前の処置が必要な場合があります。また糖尿病や高血圧などの持病がある方は治療前に主治医の診察を受け、病状のコントロールの方法を確認しておいてください。
- 最先端の治療で不安な方もおられますが、診察時間が有効に使用できるように事前に質問したいことなどを整理してこられることをお勧めします。
- 治療を受けるかどうか悩まれる時は、すぐに決断せずに再度主治医やご家族でご相談されることも大切です。
- 診察時、看護師が必ず同席しておりますので、医師の説明で分かりにくいことや、不安なことがあれば遠慮なく担当の看護師にご相談ください。
- 治療が適応されると、治療準備開始の日程を相談します。
治療が決定したら
- 治療の目的を医師と確認します。がんを根治させる治療を行うか現在の病状を緩和するために行うかなど、病状と行われる治療を説明します。
- 治療の概要と現段階での予測される副作用の説明を受けます。
- 検査から治療終了までの検査・治療・診察・看護のスケジュール(クリニカルパス)が設定されます。
- 患者さんの治療目標は治療スケジュールを予定どおりに受けられることです。そのためには患者さんの協力が欠かせません。
- 医師からの説明の後、看護師と放射線技師からオリエンテーションがあります。
患者さんへのお願い
受診の際には服用中の薬を持参して下さい。
看護師からのオリエンテーション
- 治療を受ける上での注意点や患者さん自身が治療に積極的に取り組んでいただくために看護師が説明をいたします。
- 治療スケジュールについて:治療は基本的に月から金曜日の平日になっていますが装置のメンテナンスのスケジュールによっては休日に実施されることがあります。
- 日常生活の過ごし方:治療中は睡眠や栄養を十分にとり、風邪などに注意して過ごしてください。
- 健康管理:持病のある方は看護師にお伝えください。
- 痛みや吐き気がある方は治療時に症状が軽減できるように一緒に考えます。
- 不安があると治療の妨げになりますので遠慮なく相談ください。
- 外来通院の方へは通院の方法や自宅での注意について説明します。
- 予測される副作用の出やすい時期と予防と症状緩和のために取りくんでほしい内容を説明します。
- 前立腺癌治療・・・直腸粘膜炎予防、排尿処置など
- 頭頚部治療 ・・・口腔ケア、開口障害など
- 皮膚炎予防 ・・・予防ケアなど