治療できるがん

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頭頸部がん

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頭頸部がん

粒子線治療前の準備

照射範囲となる齲歯や歯冠の処理(必要でない場合もありますので、受診時に判断を行います)

線種・線量分割

線種 線量分割
陽子線 65GyE/26回、70.4GyE/32回
炭素イオン線 57.6-64GyE/16回

当センターでの治療成績・治療例

悪性黒色腫 2年局所制御率:78%
2年全生存率:61%
治療例
腺様嚢胞癌 3年局所制御率:84%
3年全生存率:82%

可能性のある有害事象

急性期(照射中~照射後3ヶ月):皮膚炎、眼脂・流涙、口内炎、咽頭炎、鼻炎、中耳炎など
晩期(照射後3ヶ月以降):視力障害、口腔粘膜潰瘍、咽頭粘膜潰瘍、鼻乾燥・鼻閉、中耳炎、顎骨壊死、歯牙脱落、開口障害、脳壊死など

※上記すべての有害事象が起こるわけではありません。発生頻度も腫瘍の部位やサイズによって大きく異なります。詳しくは受診時に担当医からご説明いたします。

紹介される先生へのお願い

粒子線治療患者紹介FAX用紙

頭頸部腫瘍 チェック項目・検査項目

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