- 肝内胆管がん -
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肝内胆管がんは、同じ肝原発性腫瘍である肝細胞がんとは違い、カテーテルを用いた治療が困難であり、また有効な化学療法(抗がん剤治療)も少ない、治療の難しいがんです。手術による腫瘍切除が可能であれば手術を優先すべきですが、難しい場合には粒子線治療が有効な選択肢の一つと考えられます。当センターでは化学療法を同時に併用する粒子線治療も行っており、より高い治療効果を目指しています。
金属マーカー留置(必要でない場合もありますので、受診時に判断を行います)
線種 | 線量分割 |
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陽子線 | 辺縁型・肝門部: 72.6-76 GyE/20-22回 消化管近接型: 76 GyE/38回 |
炭素イオン線 | 辺縁型:60 GyE/4fr 肝門部型:60 GyE/12回 消化管近接型:76GyE/20回 |
化学療法の同時併用を行うことも可能です。
3年局所制御率 60% |
急性期(照射中~照射後3ヶ月):肝機能障害、まれに重篤な肝不全、皮膚炎(発赤や湿疹、かゆみや痛み)、消化管粘膜炎(びらんや潰瘍、腹痛や食欲不振)など
晩期(照射から3ヶ月以降):肝機能障害、まれに重篤な肝障害、皮膚の色素沈着、消化管粘膜炎(びらんや潰瘍、狭窄、腹痛や食欲不振)、肺炎(咳や痰、微熱、深呼吸時の痛み)、骨折など
※上記すべての有害事象が起こるわけではありません。発生頻度も腫瘍の部位やサイズによって大きく異なります。詳しくは受診時に担当医からご説明いたします。
肝内胆管がん チェック項目・検査項目