治療できるがん

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金属マーカー留置

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照射用マーカー留置について

目的

粒子線治療の標的となる腫瘍の多くは、呼吸や心拍動、消化管の動き、消化管内の残渣や便によって不規則的に動きます。あらかじめ「照射用マーカー」を腫瘍近傍に留置しておくことによって、それらの動きや腫瘍の形態の変化をX線透視画像によって検知することができるようになり、粒子線ビームを正確に腫瘍に当てることができます。

マーカーには金や白金を形成した微小の金属を用います。臓器や目的によって様々な専用のマーカーが作られており、留置の方法によっても使い分けます。
粒子線治療後にマーカーを取り出すことはできませんが、マーカーに使用される金属は非常に小さいものなので、留置の後もMRI検査を問題なく受ける事ができます。

マーカーの種類

照射用マーカー

留置の方法

大きく二つの方法があり、発生臓器、腫瘍の位置・大きさなどによってどちらかの方法で留置を行い増す。

共通の注意点

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